JA 公認会計士監査
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JA 公認会計士監査

農林水産大臣会見(2018/6/8)が話題に。

公認会計士 佐藤がわかりやすくまとめておきます。

監査時間の増加

JAの監査が公認会計士監査に移行で負担が増えないように配慮との声が。

監査費用低減

大臣は、公認会計士監査移行の意義を現場の農協に丁寧に説明をして、費用低減に向け、全国各地の農協へ説明会を開催して浸透を図ると。

監査の必要性

農協が財務諸表の適正性について外部の公認会計士の証明を受け、その信頼性を高めるというのが基本的な意図。

JA秋田おばこ

不適切な会計処理が長年続いて、これまでの農協の内部監査では見抜けなかった。

外部監査

不適切な会計処理を見逃さない質の高い監査には、一定の時間は要するだろうと。

まとめ

JAの監査費用は以前から重きがありましたが、内部統制の整備と運用がどの程度有効に機能するかで監査費用及び監査時間に影響するということです。

 

費用ばかりが議論され内部統制による不正防止やコンプライアンスに対する意識が高まる意見がないのには残念。

 

独り言

当事務所が農協改革でテレビ出演してから3年経過。公認会計士監査が注目され話題、「主役はあくまでも農業者ということを忘れずに」とコメントしましたが、内部統制が機能していたらJA秋田おばこのように農家を無視したことは起きなかったでしょう。あまりのお粗末さに呆れるばかり、発展のサポートどころか農家には大迷惑。

 

当ブログに記載しているように40年以上続いたおコメの生産調整が見直しや農業競争力強化支援法の施行など日本農業を取り巻く環境変化の対応も大事に。

参考 JA監査

農協改革で当ブログ記載済、JA監査が2019年度にスタート。昨夏、会計監査を担う「みのり監査法人」が発足。JA秋田おばこは内部統制が有効に機能してませんでした。今後、内部統制の整備がどの程度、構築できるのでしょうか?

参考2 農業協同組合

農業協同組合は、農業生産力の増進及び農業者の経済的社会的地位の向上を図り、国民経済の発展に寄与することを目的として設立された法人。

参考3 JAおばこ累積赤字と未収金

ずさんな会計で当初56億円と言われていた累積損失は63億円超。なぜか発表があるごとに損失が膨らみ。またコメ卸12億5千万円の未収金の回収は進まず。合わせると膨大な金額、不透明な取引実態(資金の流れ)が解明されたとは言い難く、うやむやのまま幕引きか。

原因

2004年おコメの直接販売を開始した時点から会計帳簿不備のまま発覚まで不適切な会計処理を継続。必要な理事会等の審議がないなど内部統制の欠陥が一番の原因に。

農家の負担要請へ

おコメ60㌔あたり主食用米500円、加工用米300円の負担だけでなく野菜や肥料の手数料の値上げなど求めるとのこと。役員報酬カットなど損失処理は当然として、農家に負担を求めるとは非常に残念。

農家の声

「JAに対する信用失墜。組合員に赤字の補填をさせるとはとんでもないことだ」「いい加減さに驚いた。役員が全責任をとって当たり前だ」と不満爆発。こんなことしてたら、農家やる人いなくなります。またいつになっても農業は成長できず先細り。この一件が氷山の一角でないことを祈るばかり。

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