農業 地中熱利用システム

2014/7/7(月)

今日は、七夕ですね。先週末は、兵庫県養父市が菅官房長官の視察で話題になっていましたね。以前からブログに記載した通り、国家戦略特区が始動していますが、これから農業参入を考えている方々が希望を持って臨めるような魅力ある良いお手本となることが望ましいでしょう。

さて、本日は省エネに関して、今後の農業経営の参考になるかと思われますので、栃木県の事例を記載しておきます。

県は、地中熱を利用して、少ない電力で冷暖房を行う「地中熱ヒートポンプシステム」を県農業大学校に導入する。「どこでも利用できるのが、このシステムのみそ。将来、普及する可能性が非常に高く、従来の設備より二~五割の節電効果を見込める」と期待を込める。地中熱ヒートポンプシステムは、地中十~百メートル付近の温度が、どこでもおおむね約十五度と年間を通して一定な性質に着目。地中に垂直に埋設したチューブを熱交換機として利用する。チューブの中には空気が循環しており、地熱で温度を維持。室外機から取り込んだ外気をこれに接触させ、ある程度冷やしたり温めたりすることで、少ない電力で快適な温度に調整できるという。節電効果や採算性などのデータを蓄積し、効果が認められればほかの県有施設にも広めていく方針。
【出所】TOKYO Web(2014/7/6)より一部抜粋

太陽光発電などは、研究が進み普及が進んできていますが、地中熱を生かす取り組みもいいですね。園芸施設その他にも利用できるようなので期待しましょう!

~農業新規参入をお考えの方へ~
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