農業 農作物の6次産業化

2014/9/12(金)

生鮮スーパーや外食を手掛けるエブリイホーミイホールディングス(HD、広島県福山市)は農作物の6次産業化に乗り出すようです。漬物メーカーの河鶴(和歌山市)と共同出資で新会社設立。年内にも広島県内で農家から収穫物を引き取り、スーパーや外食などグループ内で活用し、自らも生産を手掛けるそうです。

 

新会社は「アグリンクエブリイ広島」(広島県福山市)。エブリイHDのスーパー子会社エブリイ(同)で商品開発を担う岡崎裕輔取締役が社長に就いた。近く、広島銀行や広島信用金庫、みずほ銀行などによる6次産業化支援ファンドの第1号案件として出資を受ける見通し。農産物集荷などの事業運営はエブリイHDが担う方針。スーパーの店舗に並べることのできる上等品から見栄えの悪いものまで収穫物を一括して受け入れる。受け入れた農産物はアグリングが選別し、傘下のスーパーの店頭に並べたり、外食や弁当事業に食材として供給したりする。事業開始当初は、市場などに出荷できない見栄えの悪い農産物が多くなると見られる。ただ農家にとってはこれまで廃棄していた収穫物の販路が生まれる。農家から収穫物を受け入れたり、自ら農産物の生産に乗り出したりすることで、市場などを通じる場合よりも鮮度を維持し調達コストも圧縮できるとみている。

【出所】日本経済新聞 電子版(2014/9/11)より一部抜粋

 

これまで廃棄していた 野菜等も受け入れ先があるとは良い取り組みですね。鮮度や味は変わらない訳ですから。6次産業化支援ファンドの第1号案件の出資を受けての成功事例として話題になることを期待しましょう!


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